H.I.O.とは、
Hole In One(ホール・イン・ワン)
の略称です。
ストレートカイロプラクティック発展者、
B.J.パーマーによって研究された、
上部頸椎を中心とした考え方です。
H.I.O.を、
単なるテクニックとしてではなく、
身体全体を理解するための学説として考えています。
なぜ上部頸椎へ注目したのか

B.J.パーマーが研究したH.I.O.(Hole In One)学説では、
上部頸椎を単なる首の一部としてではなく、
身体全体のバランスや神経の働きと関係する重要な部位として考えてきました。
B.J.パーマーは、
長年の研究の中で、
身体全体へ現れている変化と、
上部頸椎との関係を重視していきました。
特に、
頭部バランスと身体全体の関係は、
H.I.O.学説の中でも重要な考え方として研究されていきます。
人は、
重力の中で生活しています。
そのため、
頭部バランスへ変化が起こると、
カラダは全身を使いながら、
重力バランスを補正しようとします。
その結果、
姿勢、
重心、
肩や骨盤のバランス、
身体パターン、
身体のねじれなどにも、
一定方向への適応が現れていきます。
H.I.O.学説では、
こうした身体全体の適応状態と、
上部頸椎との関係を研究していきました。
身体は常に適応しています
カラダは常に適応していると考えています。
現在の状態の中で、
最も負荷が少ない位置を探しながら、
全身でバランスを取り続けています。
そのため、
上部頸椎への負荷や、
神経の働きへの干渉が続いている場合、
カラダは全身で補正を始めます。
その結果、
肩の高さ、
骨盤バランス、
重心偏位、
身体パターンなどにも、
一定の傾向が現れていく場合があります。
そして、
同じ適応状態が長期間続くことで、
固定化された適応状態として現れていく場合があります。
HIO学説と身体状態SCIENCE
H.I.O.学説では、
身体状態を客観的に確認する研究も行われてきました。
姿勢、
サーモグラフ、
グラフパターン、
身体パターンなどを通して、
カラダがどのような状態を続けているのかを確認していきます。
これらを、
「同じ身体状態の別表現」
として確認しています。
そして、
身体状態には一定の再現性があると考えています。
MajorとMinorという考え方
B.J.パーマーは研究の中で、
身体全体へ大きく影響する部位と、
部分的な補正部位について整理していきました。
その中で、
上部頸椎をMajor(メジャー)、
それ以外をMinor(マイナー)
として考える流れが生まれていきます。
これは、
他の部位を無視するという意味ではありません。
身体全体のバランスと、
上部頸椎との関係を重視していたことを表しています。
HIO学説は「首だけ」を見ているわけではありません
H.I.O.を、
単に首だけを見る考え方として見ているわけではありません。
姿勢、
身体バランス、
重心、
身体パターン、
構造的ストレスなど、
身体全体がどのような状態を表現しているのかを重視しています。
そして、
その身体状態と、
上部頸椎との関係を確認しています。
毎回アジャストメントするわけではありません
H.I.O.学説では、
毎回必ずアジャストメントを行うという考え方ではありません。
スパインチェックにより、
グラフ、
サーモグラフ、
姿勢、
身体状態などを確認しながら、
現在どのような身体状態を表現しているのかを継続的に確認しています。
そして、
必要な時のみ、
スペシフィックなアジャストメントを行います。
RESTという考え方
アジャストメント後の時間を、
REST(身体が働く時間)
として大切に考えています。
RESTとは、
単なる休憩ではありません。
カラダが、
本来持っている働きを発揮しながら、
新しいバランスへ適応していく時間でもあります。
そのため、
アジャストメント直後だけではなく、
時間経過の中で、
身体状態がどのように変化していくのかを確認しています。
HIO学説とは身体全体を理解する考え方です
H.I.O.を、
単なるテクニックではなく、
身体全体の適応状態を理解する考え方として整理しています。
姿勢、
身体バランス、
身体パターン、
構造的ストレスなどは、
別々の現象ではなく、
「同じ身体状態の別表現」
として現れている場合があります。
そして、
その身体状態と、
上部頸椎との関係を継続的に確認しています。