子どもがすぐ寄りかかるのはなぜ?|「姿勢が悪い」だけ?

外出先で立っていると、すぐ壁に寄りかかる。

家ではソファにもたれたり、椅子に座っていても、だんだん身体が傾いてくる。

「ちゃんと立って」「姿勢をよくして」と声をかけると一度は戻るけれど、しばらくするとまた同じ姿勢になっている。

そんな子どもの様子を見て、「ただの癖なのかな」「体幹が弱いのかな」と気になることがあります。

何度も繰り返す「寄りかかる」という姿を、少し違う視点から見てみます。

寄りかかるのは、ただの癖?

子どもが壁や椅子に寄りかかっていると、「もたれないで」「ちゃんと立って」と声をかけたくなるかもしれません。

声をかければ姿勢を戻せても、しばらくするとまた寄りかかっている。

そんな姿が繰り返し見えているなら、寄りかかることだけを「癖」「だらしない姿勢」として見るのではなく、その子がどのように身体を支えているのかを見ることもできます。

じっと立っているつもりでも、身体は動いている

まっすぐ立っている時、身体は何もしていないように見えます。

けれども、人の身体は完全に静止しているわけではありません。じっと立っているつもりでも、身体はわずかに揺れながら重力の中で姿勢を保っています。

立っていることも、座っていることも、身体にとっては「何もしていない時間」ではありません。その時の身体状態に合わせながら、自分の身体を支え続けています。

壁にもたれる。

椅子の背もたれに身体を預ける。

机に肘をつく。

こうした姿も、単に「姿勢が悪い」と見るだけではなく、その子が今どのように身体を支えているのかを見る一つの手がかりになります。

「体幹が弱いから」と一つの原因に決めない

子どもがよく寄りかかっていると、「体幹が弱いのでは」と考えることもあるかもしれません。

けれども、寄りかかっているという一つの姿だけから、その原因を決めることはできません。

misakiストレートカイロプラクティックでは、寄りかかっている姿だけを見て判断することはありません。

頭の位置。

身体の左右差。

立っている時、座っている時の姿勢。

身体の使い方。

そして、見方を変えても同じような身体の状態が現れているのか。

いくつかの観察を重ねながら、その子の身体全体にどのような状態が現れているのかを確認します。

「疲れた」「座りたい」も一緒に見えていませんか

寄りかかるだけでなく、すぐに座りたがる、長く立っているのを嫌がる、「疲れた」とよく言うなど、いくつかの様子が一緒に見えていることがあります。

一つひとつを別々に見るのではなく、日常の中で繰り返し見えている様子を重ねていくと、その子の身体を知る手がかりが増えていきます。

日常で繰り返す姿を身体を見る入口に

「また壁に寄りかかっている」

そんな何気ない姿も、子どもの身体を見る入口になります。

すぐに「癖だから」「姿勢が悪いから」「体幹が弱いから」と一つの答えを決めるのではなく、その子の身体全体を見てみる。

子どもが疲れやすい時に身体にどのような状態が現れているのか、misakiで実際に確認している身体状態とともに詳しく紹介しています。

→ 疲れやすい子どもの身体状態