構造的ストレスとは

構造的ストレスとは

構造的ストレスを、
単なる筋肉疲労や部分的な負担として考えているわけではありません。

構造的ストレスとは、
カラダが重力の中で適応を続ける中で、
特定方向へ負荷が集中している状態のことです。

そして、
その状態は、
姿勢、
身体バランス、
重心、
身体パターン、
睡眠姿勢など、
さまざまな身体状態として現れている場合があります。

こうした状態を、
body-state SCIENCE(身体状態SCIENCE)
として継続的に確認しています。

カラダは常に重力の中で適応している

人は、
直立二足歩行で生活しています。

そのため、
カラダは常に重力の中で、
全身を使いながらバランスを取っています。

例えば、
片側へ荷物を持てば、
頭、
肩、
骨盤、
足などを無意識に使いながら、
全体で重心を保とうとします。

これは、
カラダが現在の状態に適応している自然な反応です。

しかし、
長期間同じ身体状態が続いている場合、
その適応が固定化していく場合があります。

負荷は全身へ分散している

カラダは、
一部分だけで支えているわけではありません。

重力による負荷を、
全身を使いながら分散しています。

しかし、
身体中心から外れた状態が続いている場合、
特定方向へ負荷が集中しやすくなる場合があります。

その結果、
肩、
股関節、
膝、
足首、
背骨などへ、
左右差のある負荷が現れていきます。

これを、
構造的ストレスとして考えています。

身体は「逃げる」ことで適応している場合がある

カラダは、
負荷が集中している状態の中でも、
全身を使いながら、
負荷を分散しようとしています。

そのため、
身体をねじる、
片側へ重心を逃がす、
横向きになる、
足を組むなど、
現在最も負荷が少ない位置へ適応している場合があります。

これを単なる悪い癖としてではなく、
カラダが適応している身体パターンとして考えています。

平面へ置かれることで抵抗が生まれる場合がある

身体が一定方向へ適応している場合、
平らな床やベッドへ仰向けになることで、
現在の身体状態との差が現れる場合があります。

平らな面へ仰向けで寝るということは、
肩、
背中、
骨盤などが、
現在の身体状態として自然に接地できる必要があります。

しかし、
身体が一定方向へねじれた状態へ適応している場合、
肩、
背中、
骨盤のバランスが一致しておらず、
平面へ置かれた瞬間に、
身体を戻されるような抵抗が生まれる場合があります。

そのため、
横向き、
身体を丸める、
足を曲げるなど、
現在最も負担が少ない位置を、
無意識に選択している場合があります。

構造的ストレスは「結果」として現れている

構造的ストレスを、
単独の原因として見ているわけではありません。

肩の高さ、
骨盤の左右差、
身体のねじれ、
重心偏位などは、
カラダが適応した結果として現れている場合があります。

つまり、
構造的ストレスとは、
現在の身体状態の中で、
カラダがバランスを取り続けた結果として現れている状態とも言えます。

構造的ストレスは、
身体が壊れていることを意味しているわけではありません。

現在の身体状態の中で、
カラダが全身を使いながら適応した結果として現れている、
身体表現の一つとして見ています。

そのため、
部分的な負荷だけを見るのではなく、
カラダ全体がどのような身体状態を表現しているのかを重視しています。

上部頸椎と適応

上部頸椎は、
頭部と背骨をつなぐ重要な部位です。

そして、
頭部バランスは、
全身の重心バランスとも深く関係しています。

そのため、
上部頸椎の可動性制限や、
神経の働きへの干渉が続いている場合、
カラダは全身でバランスを補正しようとします。

その結果として、
身体パターン、
姿勢、
睡眠姿勢、
重心偏位などにも、
一定の傾向が現れる場合があります。

時間経過の中で身体状態は変化していく

身体状態は、
常に固定されたままではありません。

カラダは、
重力の中で適応を続けながら、
少しずつ新しいバランスへ変化していきます。

アジャストメント直後だけではなく、
時間経過の中で、
カラダがどのように働いているのかを継続的に確認しています。

構造的ストレスとbody-state SCIENCE

構造的ストレスを、
body-state SCIENCE(身体状態SCIENCE)
の重要な考え方として整理しています。

グラフパターン、
姿勢、
身体バランス、
左右差、
身体パターン、
睡眠姿勢などは、
別々の現象ではなく、
「同じ身体状態の別表現」
として確認しています。

そして、
カラダがどのように適応し、
どのような身体状態を表現しているのかを、
継続的に確認しています。

関連ページ