生命のチカラ

人間以外の生き物は不妊治療など存在しません。必要ないからです。それは子孫を残すため100%の生命エネルギーを発揮することだけのために生きているからです。しかし我々人間は子孫を残すことだけに使命をかけてはいませんね。楽しいことたくさんありますから。

野生の生き物は怪我や病気になっても病院には行けません。100%の生命力が発揮している野生の生き物は自分で治すチカラで生き残ります。よく言われる自然治癒力です。

近代社会において生活習慣が便利になり寒さによる凍死、餓死など生命の危険もほぼ無くなりました。暖かい衣服暖房があり、栄養満点の食事も手に入ります。それは人間のカラダを地球上で最も生命力の弱い生き物にしていることと同じです。

調理された食べ物、保温性のある衣服など、もしそれらが手に入らなければ裸で野にある草や動物を食べて生きていかなければなりません。それが出来る生命力があれば不妊は起こらないと思います。それは、生きるチカラ100%発揮しないと生きていられないからです。

例えば、風邪を引いたから病院で薬をもらう。当たり前のことが自然界では不自然な行為なんです。風邪の症状には理由があります。カラダはウィルスを殺すため発熱します。免疫作用で活躍した白血球の残骸は鼻水となって出てきます。寒気が起こり休みなさいと警報装置のように感じさせ、横になって安静にしていればカラダの免疫機能が働き治癒に向かいます。

問題が起これば神経をセンサーに感じ改善するチカラが、薬に頼ったことで本来持っている100%の生命エネルギーが発揮出来ずにセンサーが鈍感化していきます。安全な食事、快適な生活も生命を脅かしませんから野生の本来持っている生命力を鈍感化していきます。

妊娠し出産するということは、女性の体にとっては命がけです。よって、人間は自己防衛反応が強いので、体の状態が悪く、妊娠出産に耐えられる体力がないと妊娠しにくいのです。

カイロプラクティックでは背骨から出てくる神経に注目し、干渉されている神経インパルスを解放することで100%の生命エネルギーがカラダを満たし、今まで鈍感化して感じられなかった身体の不調を改善に導き、子孫を残すチカラが発揮することが可能になると考えています。

上部頸椎カイロプラクティックでは「妨害を取り除き、あとは内在する叡智、インネイト・インテリジェンスに委ねなさい」と、説明します。インネイトとはInnate、イン・ネイチャーからできた言葉と言われ、内在する自然のチカラに委ねる、ということなのです。