腰が痛くて歩けなくても首だけです

今回は、長年にわたり坐骨神経痛でお悩みだった63歳男性・Eさんの改善事例をご紹介します。

Eさんは、隣接するつくばメディカルセンターに通院される中で、当オフィスを見つけてくださいました。ご来店時は、腰部の激しい痛みと左下肢のしびれがあり、歩行も困難な状態でした。

■ 初回来店時(アジャストメント前後)

初回では、アジャストメント前と後の姿勢変化を記録しています。

座骨神経痛63歳男性初回pre-post
座骨神経痛63歳男性初回pre
座骨神経痛63歳男性初回post

アジャストメント後、姿勢の湾曲や重心位置の変化が写真からも明らかに見て取れます。

■ 2回目の来店(2週間後)

2回目からは、検査前に姿勢写真を撮影し、前回からの変化を確認しています。

座骨神経痛63歳男性2回
座骨神経痛63歳男性2回pre

■ 3回目の来店(さらに2週間後)

この時点でサブラクセイションフリーと判断し、アジャストメントは行わずスパインチェックのみで終了しました。

座骨神経痛63歳男性3回
座骨神経痛63歳男性3回pre

■ 4回目の来店(さらに2週間後)

座骨神経痛63歳男性4回
座骨神経痛63歳男性4回pre

この6週間の間に、合計4回の来店でアジャストメントは2回のみ。Eさんは痛みとしびれが完全に解消され、姿勢も良好な状態を維持できています。

■ 姿勢の変化と構造的ストレスの軽減

写真では、くるぶしから上がる赤い垂直線を基準に、首・背中・腰の湾曲の変化をご覧いただけます。

背骨を直接見ることはできませんが、カーブの改善=構造的ストレスの軽減を意味します。頸椎1番のサブラクセイションを取り除いた結果、インネイトインテリジェンス(内在する叡智)が働ける環境が整い、身体が本来の回復力を発揮したのです。

■ 現在の状態

Eさんはその後も定期的にスパインチェックを受け、サブラクセイションフリーの維持に取り組まれています。

これこそが、私たちが目指す「整える」のではなく、「邪魔しない」ケアの形です。


「ずっと痛みと付き合うしかない」と思っている方へ。
体が本来持っている力を信じて、アプローチを変えてみませんか?