真の健康

健康のお話

カイロプラクティックで考える「健康」とは、一般的な医学と概念が違います。

「健康ではない状態」とは、どういう状態だと思いますか?

体に痛みや熱などの症状が出たり、検査における数値が平常値を超えるなどの変化がある状態を「健康ではない状態」考えると思います。

西洋医学では、症状をもとに検査を行い、症状や数値を抑えるために薬の投与や悪い部位を手術で切除したりと対症療法を行います。そして、症状が無く検査における数値が平常値にあれば「健康」ということになります。

カイロプラクティックでは、人が「健康ではない状態」とは西洋医学と違います。

カイロプラクティックは、「イネイトインテリジェンス」(持って生まれた生命力、治癒力)の力を最重要視しています。表現は違いますが西洋医学でも治癒力は大変重要です。

わかりやすく説明いたしますと、生命のすばらしい能力は、受精という卵子と精子が出会い一つの初めての細胞結合から誕生までの約40週間で約3兆個(成人で約60兆個)の細胞に成長し人の身体を作り上げます。この期間の素晴らしい成長する力が、その人のイネイトインテリジェンス(生命力)です。

イネイトインテリジェンス(生命力)は脳からのセンサーとして脊髄神経を伝わり各器官に届き、各器官の情報は神経を通り脳は異常を感じます。脳はイネイトインテリジェンス(持って生まれた治癒力)の働きによってからだの異常を治す働きを行います。

例えば、風邪を引くと熱が出ます。身体の熱はどうして上がると思いますか?
身体に侵入したウイルスを脳は感じて体温を上げることでウイルスを退治しようとしているのです。また、ジョギングなどの運動を行うと息も荒くなり、汗なども流れてきます。当然、心拍数も上がり血圧も上昇します。

当たり前だと思われますが、なぜでしょうか?

運動を行うと筋肉を激しく動かします。筋肉を動かすためには酸素などのエネルギーが必要になります。エネルギーが足りなくなると酸素などを多く含んだ血液がたくさん必要になるため心拍数や血圧も上がってきます。エネルギーをたくさん消費しますので熱も上がってきます。それを冷やすために汗が分泌されます。

ウイルスが身体に侵入したときに起こる体温の上昇と運動をしたときに起こる体温の上昇、同じ体温の上昇ですが身体の感じかたが全然違うと思います。しかし、熱が上がることはいけないことでしょうか?そして、熱が上がるように命令しているのは誰でしょうか?熱が上がらないような命令が必要でしょうか?

カイロプラクティックで人が「健康ではない状態」とは脳からのセンサーが途中で障害(サブラクセイション)され各器官に100%届かず、各器官の異常情報が100%脳に戻らないためにイネイトインテリジェンス(持って生まれた治癒力)の治癒力が各器官に100%の力で働きにくい体の状態を「健康ではない状態」と考えます。

それは、体に痛みなどの症状が無く検査における数値が平常値であっても体のセンサーを傷害するもの(サブラクセイション)があれば「健康ではない状態」ということになります。そして、その状態が続くと治癒力が弱っている各器官に症状などが現れ病気へと変化していきます。

カイロプラクティックでは症状に薬などの対症療法を行うのではなく、体のセンサーを傷害するもの(サブラクセイション)を見つけ『手』〔ギリシャ語でカイロ〕によって体のセンサーを傷害するもの(サブラクセイション)を『技』〔プラクティック〕によって取り除き神経の働きを100%伝わる体「健康」にもどし、人間が本来持っている自然治癒力を呼び覚まし、薬や手術によらずに正常な状態に戻し、からだ全体の機能を回復させる手技療法です。限界はありますがこんな考え方がカイロプラクティックの根底(哲学)にあります。

カイロプラクティックは身体の全機能を支配しているイネイトインテリジェンスが100%機能している状態が「健康」であると考えます。

ウェブスター医学辞典には、
「健康とはすべての器官が常に100%機能している完全体の状態を言う」
と明記されています。

私たちの行うストレートカイロプラクティックは、100%の生命力が効果を発揮できる身体に戻すことで「真の健康」を目指しています。