
調整前の写真

調整前の写真
来店されるお子さんに多いのが、前回ご紹介したような「足の向きが違う」というタイプの歪みの表現です。
ご本人に痛みなどの自覚症状があるケースは少なく、多くの場合、親御さんが歩き方や姿勢の違和感を感じて、紹介や検索を通じて当オフィスを知っていただき、スパインチェック(サブラクセイションの有無を確認する検査)に来られます。
以下の写真は、別の方の骨盤を正面から見たイメージですが、決められた位置に立ったにもかかわらず、骨盤が右に回旋しており、左右の寛骨の幅が違って写っています。今回の8歳の男の子も、同様の状態が予想されました。
レントゲンや写真を見て「骨盤矯正しないと大変!」と不安に思われるかもしれませんが、実はそうではありません。
こうした歪みは、本人の身体がバランスをとるために必要としている状態です。無理に整える必要はなく、サブラクセイションの干渉を取り除くだけで自然と身体は正しいバランスを再表現し始めます。
この8歳の男の子にも、上部頚椎にサブラクセイションが見つかりましたのでアジャストメントを行いました。
下の写真は、上記の調整前写真からわずか2分後に撮影されたものです。

調整直後の写真

調整後の写真
カラダは自ら整う力を持っています。サブラクセイションという干渉を取り除くことで、自然に元のバランスに戻ろうとする姿がここには表れています。