神経を介して活動する

脳と全身の細胞や器官は、神経を介して情報をやり取りしながら、生命活動を行っています。
生命活動を正しく制御するためには、常に正確な「情報」が必要です。

たとえば、目で見たものは瞬時に脳に伝わり、身体は反射的に反応します。耳で聞いた音は脳で理解され、喉の振動で言葉として発せられます。手で触れた感触も、神経を通じて脳に届けられています。

また、内臓の働きやウイルス侵入時の免疫反応も同様です。体内に異常が生じると、発熱、嘔吐、下痢など、生き抜くための生体反応が自動的に起こります。

これらすべての動作や反応は、神経を通して中枢に情報が届き、身体がその情報に応じた適切な行動を取っているのです。

ナーブサイクル