「NCMニューロカロメーターで8箇所にブレイク(神経干渉の反応)が確認され、パルペーションやレントゲンでも同様に8箇所のズレが見つかった。しかし、それら全てがサブラクセイションであったのか?」
この疑問に対して、N.C.G.H.ニューロカログラフの導入により、調整前・後・毎来時のグラフデータを継続的に記録・分析できるようになり、検証が進みました。
そして導き出された結論は、「8箇所のうち真のサブラクセイションは1つのみであり、他の7つはミスアライメント(補正作用による代償変位)である」というものでした。
つまり、唯一のメジャーサブラクセイションをアジャストメントすることで、他のマイナーは自然に整い、やがて消失していく。この理論はグラフ変化とレントゲン像の検証により裏付けられ、真の原因へのアプローチの重要性を示すものとなりました。
リアライメント(矯正的処置)ではなく、サブラクセイションという「原因」へのアジャストメントこそが、本来のカイロプラクティックの目的であるという視点がここに示されています。
参考資料:The Subluxation Specific — The Adjustment Specific(1934年)