B.J.パーマーは、H.I.O.学説の発表によりカイロプラクティックの定義と専門性を明確にしました。
サブラクセイションの認定にはNCM(ニューロカロメーター)によるグラフリーディングが必須であり、それにより次のことが可能になります。
- 神経インパルスの干渉の存在
- サブラクセイションの存在
- アジャストメントが必要か?
- サブラクセーションがアジャストされたか?
もしサブラクセイションが存在するならば、それを的確にアジャストメントしなければなりません。
もし存在しないのであれば、内在する叡智(イネイト・インテリジェンス)に健康を委ね、カイロプラクターは「見守る」ことが仕事になります。
H.I.O.を実践するには、「一箇所のメジャーの存在を客観的に確認し、必要な時にのみ介入する」というルールと哲学が必要です。
この基準を共有することで、H.I.O.を行うカイロプラクターは専門職としてのアイデンティティを明確に統一することが求められたのです。