寝相が悪い。
布団からはみ出している。
気が付くと反対向きになっている。
夜中によく動いている。
このような様子を見て、心配されたことはありませんか。
子どもの寝相について、保護者の方から相談を受けることがあります。
ただ、子どもが眠っている間によく動くこと自体は、珍しいことではありません。
私たちは寝相を良い悪いで判断するのではなく、その子の身体全体にどのような状態が現れているのかを確認します。
子どもは眠っている間によく動きます
眠っている間、子どもは意識して身体を動かしているわけではありません。
それでも寝返りをしたり、向きを変えたり、布団の中を大きく移動したりします。
寝返りには、身体の同じ場所に負担がかかり続けることを避けるなど、眠っている身体にとって自然な役割があります。
そのため、布団からはみ出す、寝始めた時とは違う向きになっているといった寝相だけで、身体に問題があると判断することはできません。
私たちは、寝相だけを切り離すのではなく、その子の身体全体を見ています。
寝相だけで身体状態を判断しません
寝相が大きい。
寝返りが多い。
同じ方向ばかり向いて寝る。
こうした眠っている時の様子も、その子の身体を知る一つの手がかりになります。
しかし、寝相だけから身体状態を判断することはありません。
起きている時の姿勢。
身体の左右差。
繰り返し現れる身体パターン。
そして、眠っている時の姿勢や動き。
それらを別々の問題として見るのではなく、同じ子どもの身体に現れる異なる表現として確認します。
5歳男子の身体状態記録
下の写真は5歳男子の初回来院時の身体状態記録です。
保護者の方は、
- 寝相が大きい
- 歩き方が気になる
- 姿勢が気になる
ということを気にされていました。
この記録は、寝相だけを評価したものではありません。
保護者の方が気にされていた寝相、歩き方、姿勢と、その時点で身体に現れている状態をあわせて確認した記録です。
写真には、アジャストメント前後の姿勢と、プレチェック・ポストチェックで確認した身体状態を記録しています。
姿勢の良し悪しや、写真の見た目だけを評価するためのものではありません。
姿勢写真、身体パターン、グラフ、ボディアライメントなどもあわせて確認します。
それぞれを別々の問題として見るのではなく、同じ身体状態の異なる表現として捉えています。
眠っている間も身体は働いています
子どもは眠りながら回復し、成長しています。
昼間に遊び、学び、身体を使い、そして眠る。
睡眠は単なる休憩ではありません。
身体が自ら整え、回復していくための大切な時間です。
misakiでは、身体が本来持っている働きに委ねる静かな時間を「REST」と呼んでいます。
眠っている時の姿勢や動きも、その子の身体を知る一つの手がかりとして見ています。
寝相も身体状態を知る一つの手がかりです
寝相そのものを直すことが、私たちの目的ではありません。
寝相が大きいから悪い、動かないから良いという見方もしません。
起きている時の姿勢や身体パターンと、眠っている時の様子をあわせて見ることで、その子の身体を時間の流れの中で確認できます。
子どもは本来、回復する力を持っています
眠りながら回復する。
遊びながら成長する。
身体を使いながら学ぶ。
子どものカラダは本来、そのような働きを持っています。
その働きを、私たちが外から作り出すことはできません。
私たちは、その子が今どのような身体状態を表現しているのかを確認します。
ストレートカイロプラクティックでは、サブラクセーション(神経の働きへの干渉)があるかを確認し、必要と判断した場合のみアジャストメントを行います。
そして、あとは子どものカラダに内在する自然のチカラに委ねます。