子どもの姿勢が気になることはありませんか?
背中が丸い、いわゆる猫背が気になる。頭が前に出ている。肩の高さが違う。立っている姿が不安定に見える。
また、学校の健康診断で側弯を指摘されたことをきっかけに、肩の高さや肩甲骨の左右差、身体の傾きを気にされる保護者の方もいます。
成長期の子どもでは、このような姿勢の変化が見られます。
しかし、姿勢をただ「悪いもの」として見るだけでは、子どもの身体が何を表現しているのかが見えにくくなることがあります。
※側弯の診断や医学的な評価が必要な場合は、医療機関での確認が大切です。
子どもの姿勢は成長の中で変化しています
子どもの身体は、大人を小さくしたものではありません。
骨や筋肉だけでなく、神経の働き、身体の使い方、バランスの取り方も発達の途中にあります。
そのため、今見えている姿勢は固定されたものではなく、成長の過程で表現されている身体状態の一つとして確認できます。
姿勢は結果として現れるものです
misakiストレートカイロプラクティックでは、姿勢を原因ではなく、身体が適応した結果として捉えています。
身体は重力の中で立ち、歩き、動きながら、常にバランスを取ろうとしています。
頭の位置が変われば、肩や背中、骨盤、足の使い方にも影響が現れます。
猫背や肩の高さの違い、身体の傾きなども、その時の身体状態に適応した結果として現れていることがあります。
姿勢を無理に正すことが目的ではありません
子どもの姿勢が気になると、「背筋を伸ばしなさい」「胸を張りなさい」と声をかけたくなるかもしれません。
もちろん、自分の姿勢を意識することは大切です。
しかし、身体がなぜその姿勢を表現しているのかを見ないまま、形だけを変えようとすることが目的ではありません。
大切なのは、姿勢の背景にどのような身体状態が表現されているのかを、身体全体から見ていくことです。
身体状態SCIENCEで見る子どもの姿勢
misakiストレートカイロプラクティックでは、姿勢写真をスパインチェックの一環として行っています。
姿勢写真は、見た目の良し悪しを比較するためのものではありません。
特別なケースだけではなく、来院者の身体状態を同じ条件で継続して確認するための記録として使用しています。
頭の位置、肩の高さ、肩甲骨の左右差、背中の丸み、身体の傾き、重心、足の向きなどは、その時の身体状態を表現する手がかりになります。
同じ条件で継続して記録することで、一度の姿勢だけでは分からない、時間の経過の中での身体状態も確認できます。
8歳男子の身体状態記録
下の写真は8歳男子の身体状態記録です。
保護者の方は、姿勢や身体の使い方、成長の中で見られる様々な変化を気にされていました。
初回ではアジャストメント前後を記録し、その後は2ヶ月後、6ヶ月後の来院時に、いずれもアジャストメント前の姿勢を記録しています。
肩の高さ、背中のバランス、身体の中心線との関係など、その時点で身体がどのような状態を表現しているのかを確認しています。
私たちは姿勢の良し悪しではなく、そこに表現されている身体状態を確認しています。
14歳男子の身体状態記録
成長期では、身体が大きく変化していきます。
下の写真は14歳男子の身体状態記録です。
初回から6ヶ月後、13ヶ月後と、成長期の身体状態を時間の経過の中で記録しています。
いずれも来院時のアジャストメント前に撮影した姿勢写真です。
同じ子どもであっても、成長の過程で身体状態の表現は変化していきます。
7歳女子の身体状態記録
下の写真は7歳女子の身体状態記録です。
保護者の方は、姿勢や口が開きやすいこと、疲れやすさなどを気にされていました。
初回から3週間後、5ヶ月後と、比較的短い期間から数ヶ月後までの身体状態を記録しています。
いずれも来院時のアジャストメント前に撮影した姿勢写真です。
頭の位置や胸郭、身体の傾き、重心など、身体全体がどのような状態を表現しているのかを確認しています。
姿勢写真で見ているもの
姿勢写真で見ているのは、猫背が良くなったかどうかだけではありません。
頭の位置、肩の高さ、肩甲骨の左右差、背中の丸み、身体の傾き、重心、足の向き。
これらは別々の問題ではなく、同じ身体状態の異なる表現として確認できます。
子どもの姿勢を見ることは、その子の身体がどのように成長し、どのように環境へ適応しているのかを理解する入口になります。
上部頸椎と子どもの姿勢
misakiストレートカイロプラクティックでは、姿勢写真だけで身体状態を判断することはありません。
上部頸椎(首の最上部)と神経の働き、グラフ、身体パターン、ボディアライメントなどを含めて総合的に確認しています。
姿勢も身体パターンも、それぞれ別の問題ではなく、身体がその時どのような状態にあるのかを表現する手がかりです。
成長とともに身体状態は変化していく
子どもの身体は常に変化しています。
背が伸びる。
身体の使い方が変わる。
遊び方が変わる。
学校生活が始まる。
そうした成長の中で、身体状態も変化していきます。
だからこそ、一度だけ姿勢を見るのではなく、時間の経過の中で確認していくことを大切にしています。
成長とは、単に身体が大きくなることだけではありません。
身体が環境へ適応しながら、より複雑な働きを発揮していく過程でもあります。
子どもは本来、成長する力を持っています
眠りながら回復する。
遊びながら身体を使う。
失敗しながら学ぶ。
子どものカラダは、そのすべてを通して成長しています。
私たちは、その成長する力を外から作り出すことはできません。
身体が本来発揮しようとしている働きを確認し、その妨害となっているものを見つけていく。
そして、あとは身体が本来持っている力へ委ねる。
「妨害を取り除き、あとは内在する叡智、インネイト・インテリジェンスに委ねなさい」
私たちは、その考え方を大切にしています。