めまいには、耳や三半規管に関係するもの、神経系に関係するもの、循環や薬の影響など、さまざまな背景があります。
そのため、めまいの原因を一つだけに決めることはできません。
一方、医療機関で検査を受けても原因がはっきりせず、ふわふわする、足元が安定しない、身体が揺れるように感じる状態が続く方もいます。
misakiでは、このようなめまいを症状だけで見るのではなく、身体が現在どのような状態にあり、重力の中でどのように適応しているのかという視点から見ています。
身体は重力の中でバランスを取り続けている
私たちの身体は、立っているときも歩いているときも、重力の中で頭と身体の位置を保ち続けています。
そのためには、内耳から伝わる情報だけでなく、視覚、筋肉や関節から伝わる身体の位置や動きに関する情報など、複数の感覚情報が使われています。
神経系はこうした情報を受け取り、そのときの環境に合わせて姿勢や動きを調整しています。
身体状態が変化するとカラダはその状態へ適応する
身体状態が変化しても、カラダはそのまま動きを止めるわけではありません。
現在の状態で立ち、歩き、生活を続けられるように、頭の位置、背骨、骨盤などを使いながらバランスを取り続けます。
この適応によって、身体には一定の姿勢や構造的なパターンが現れます。
misakiでは、この姿勢の変化そのものをめまいの原因とは考えていません。
姿勢は、カラダが現在の身体状態へどのように適応しているのかを確認するための情報の一つです。
身体の軸は原因ではなく身体状態を理解する手がかり
頭・背骨・骨盤は、それぞれ独立して動いているわけではありません。
身体は全体としてバランスを取りながら、重力の中で安定できる位置を探し続けています。
そのため、頭の位置や背骨の捻れ、骨盤の向きなどを見ることで、身体がどの方向へ適応しているのかを確認できます。
misakiでいう身体の軸とは、見た目をまっすぐにするための基準ではなく、身体状態を理解するための一つの視点です。
神経の働きと身体の適応
カラダが環境へ適応するためには、身体の位置や動きに関する情報を受け取り、必要な反応を起こす神経の働きが欠かせません。
misakiでは、神経の働き(カラダの働き)への干渉をサブラクセーションと呼びます。
サブラクセーションへ適応した身体では、姿勢、アライメント、グラフなどに一定の身体パターンが現れます。
そのため、症状の強さだけではなく、身体状態に同じパターンが繰り返し現れているのかを確認します。
頭蓋・脊柱と脳脊髄液
脳脊髄液は、脳と脊髄の周囲を満たし、中枢神経系を取り巻く環境の一部をつくっています。
脳脊髄液は頭蓋内から脊柱管内に存在し、その動きには呼吸や心拍など、さまざまな身体活動が関わっています。
めまい、ふらつき、頭痛、吐き気などが続く方の中には、脳脊髄液減少症や低髄液圧症候群について調べている方もいます。
特に、起きていると頭痛やめまいが強くなり、横になると軽くなるといった症状がある場合には、身体の軸だけで判断せず、まず医療機関で原因を確認することが重要です。
misakiストレートカイロプラクティックでは、脳脊髄液減少症そのものを診断したり治療したりするわけではありません。
そのうえで、頭蓋と脊柱は連続した構造であり、その境界に位置する上部頸椎(首の最上部)を含め、身体全体が現在どのような状態へ適応しているのかを確認します。
脳脊髄液だけをめまいの原因と考えるのではなく、神経の働き、頭部と身体の位置関係、姿勢、アライメント、グラフなどから身体状態を見ていくことがmisakiの考え方です。
めまいを一つの原因だけで考えない
めまいがあるから耳だけを見る、姿勢が崩れているから姿勢だけを直す、脳脊髄液だけを原因と考える。
misakiでは、このように一つの要素だけで身体を判断しません。
姿勢、アライメント、グラフなど複数の情報から身体状態を確認し、その人のカラダが現在どのような状態へ適応しているのかを見ていきます。
めまいという結果だけでなく、その背景にある身体状態を見ることが、misakiのSCIENCEの基本です。
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めまいの原因は、
症状の感じ方だけから一つに決めることはできません。
身体は、
さまざまな情報を受け取りながらバランスを保っています。
次は、
めまいとの関係でよく知られている三半規管から、
身体のバランスがどのように保たれているのかを見ていきます。