骨盤歪みは原因ではなく結果

骨盤矯正?

骨盤矯正、本当に必要なのでしょうか? 実は骨盤の歪みは、本当の原因の補正の結果歪んでいるケースが大体なのです。もちろん、骨盤は歪んでいますから、結果として症状が出ています。ややこしい説明ですが、骨盤を歪ましている原因へのアプローチがお悩みを繰り返さず解消させるのです。

骨盤はなぜ重要?

骨盤が歪んでいると、筋肉が硬直して血管や神経が圧迫されて頭痛や肩こりがおき、リンパ節を圧迫して老廃物の排泄がうまくいかないために冷え性やむくみが起きます。

そのため、足が重くなり、横隔膜が下がり、姿勢が悪くなります。

姿勢が悪いと、後頭骨と仙骨の呼吸運動が妨げられポンプの動きを低下させるので、 脳脊髄液 の循環が悪くなります。足を組んだり横座りする姿勢の多い人は、仙骨の動きを阻害するので腰痛の原因になり、悪化すると坐骨神経痛や膝痛になります。

人間の脳と中枢神経は、脳脊髄液という栄養素の循環で動いていますが、脳脊髄液は呼吸によって上下に動いている後頭骨(頭蓋骨の後ろの部分)と仙骨(骨盤の中心、尾骨の上の骨)のポンプ運動で脳と中枢神経を循環しています。

体調が崩れるのは、後頭骨と仙骨の動きが何らかの原因で悪くなるから。その結果、脳脊髄液の循環が悪くなって、脳と中枢神経に栄養が届かなくなってしまう。そうなると末梢神経や内臓に脳からの命令が十分に伝えられず、神経の流れの悪い部分が筋力低下を起こすようになるのです。

脳脊髄液とは?

脳室内の脈絡叢で生産され、 神経に栄養を与える液体。

4つの脈絡叢で1日当り400~600ml生産され中枢神経(脳・脊髄)の保護、代謝 の促進を促しています。 脳から脊髄中心間を流れ仙骨までの間で循環しています。

なぜ骨盤が歪む?

正常な骨盤は、全体を見たときだいたい左右対称です。恥骨が左右水平にピッタリと結合しています。横から見るとやや前に傾いています(前傾)。正面から見ると逆三角形をしています。

骨盤はまわりの筋肉によって支えられています。上半身と骨盤をつないでいる腹直筋と脊柱起立筋、下半身と骨盤をつないでいる臀部筋群(おしりの筋肉)と内転筋(ふとももの内側の筋肉)によって、骨盤が支えられています。

骨盤が歪むことで上半身に影響するのではありません。骨盤は上半身の歪みを受け止めて歪んでいるのです。健康であるならば問題ありません。正常な働きです。

カラダの中身(臓器)は左右対称ではありません。右利き、左利きがあるように筋肉にも左右差があります。生活活動をすれば姿勢も変わります。その中でカラダはバランス補正を無意識に行っています。

このバランス補正が正しく行われない原因が問題なのです。問題が起こればカラダは解決するために色々な働きを起こします。左右ある骨盤の寛骨の片側を固めて(ぎっくり腰)動きを制限してバランス補正を助けたり、正しく立てないので、ねこ背やお腹を突き出した姿勢をしてみたりと、本人の自覚では好ましくないことがカラダは正しいと行ってしまいます。

骨盤はなぜ重要?

骨盤が慢性的に歪んでいると、筋肉が硬直して血管や神経が圧迫されて頭痛や肩こりがおき、リンパ節を圧迫して老廃物の排泄がうまくいかないために冷え性やむくみが起きます。 そのため、足が重くなり、横隔膜が下がり、姿勢が悪くなります。

姿勢が悪いと、 後頭骨と仙骨の呼吸運動 が妨げられポンプの動きを低下させるので、 脳脊髄液 の循環が悪くなります。

足を組んだり横座りする姿勢の多い人は、正しく座ろうとすると上半身歪みを受けて歪んだ骨盤の補正が効かず、仙骨の動きを阻害するので腰痛の原因になり、悪化すると坐骨神経痛や膝痛になります。

人間の脳と中枢神経は、脳脊髄液という栄養素の循環で動いているが、脳脊髄液は呼吸によって上下に動いている後頭骨(頭蓋骨の後ろの部分)と仙骨(骨盤の中心、尾骨の上の骨)のポンプ運動で脳と中枢神経を循環しています。

体調が崩れるのは、後頭骨と仙骨の動きが何らかの原因で悪くなるから。

その結果脳脊髄液の循環が悪くなって、脳と中枢神経に栄養が届かなくなってしまいます。そうなると末梢神経や内臓に脳からの命令が十分に伝えられず、神経の流れの悪い部分が筋力低下を起こすようになります。

そのような状態に対し、後頭骨と仙骨のバランス異常の原因を解消することで、脳脊髄液の流れをよくして、自然治癒力を高めることができ、姿勢も自然に正され、内蔵機能も大幅に向上することが実証されています。

骨盤の歪みは原因ではなく結果だったのです。