仙骨と頭痛の関係

後頭骨(頭蓋骨の一部)と仙骨のポンプで脳脊髄液が循環

脳脊髄液とは?

生命を維持する為には欠かせない脳脊髄液は、脳で生産され頭部から背骨を通り仙骨まで規則正しい循環を繰り返し、自然治癒力の源となっています。

仙骨が重要

人の骨格の要は骨盤と脊椎。これが脳と中枢神経を支え、脊椎の中を脳脊髄液が流れています。この脳脊髄液がスムーズに流れることが、人が本来持っている自然治癒力が働くための条件です。

頭の後ろに後頭骨、尾骨の上に仙骨という骨があります。

後頭骨の中には生命エネルギーの司令塔と言われる脳幹があります。そして、仙骨は骨盤内に有る五角形に近い形をした一枚の骨(幼少期は5枚)で、 脊髄神経の末端、馬尾神経が広がっています。

この2つの骨が呼吸にあわせて上下に動き、脳脊髄液を循環させるためのポンプの役割を果たしています。

健康な人は、後頭骨と仙骨のポンプが正常に働いています。病気の人は正常に働いていません。

病気の人の後頭骨と仙骨のポンプを正常に動かせば、免疫が高まり、自然治癒力が正常に働き、神経への圧迫を無くして健康を取り戻せる状態になるのです。

カラダは、頭蓋骨と仙骨でお互いのバランスを取り合っています。 ゆえに仙骨の歪みが原因でおこる頭痛も多いのです。 仙骨が歪むと、脳脊髄液が循環しなくなり、脳が圧迫され、偏頭痛が起こります。

上部頸椎のアジャストメントは、骨格の歪みの原因を正し、後頭骨と仙骨のポンプ異常を正し、脳脊髄液をスムーズに循環させて、あなたの自然治癒力を呼び起こします。