坐骨神経痛の一般的な治療は対症療法
一般に座骨神経痛で整形外科に行くと、牽引療法や電気治療を行います。痛みがひどい場合には神経ブロック注射をしますが、たいていの場合治らず1年以上通院するケースもまれではありません。
坐骨神経痛の治療は坐骨神経がどこで圧迫しているのかを詳しい問診・検査によって探し出し行われます。しかし、調べるのは痛みを出している部位(対症療法)で、その部位になぜ問題がでるか(根本療法)ではないのです。
それでも治ればよいのですが、一進一退を繰り返しているようで、当院のクライアントは、慢性化してからの人も多く、疲れ切って藁をも掴みたい思いで来院されているようです。このような方は鍼やマッサージ等も効かなく、ひどい人は痛み止めも効かないほどになっています。
また、ボキボキ整体などで乱暴な治療を受け、悪化しているケースも増えてきました。時間がかかってもきちんと原因を正して、ぶり返さないようにすることが肝心です。(当院ではボキボキ音がするような治療行為はやっておりません。)
坐骨神経痛は症状であり病名ではありません。 坐骨神経痛の治療(対症療法)を行うのではなく、坐骨神経痛を引き起こしている腰痛の原因を正すことで、坐骨神経痛の症状は消失するのです。