坐骨神経とは?
坐骨神経は末梢神経のなかで最も太く長さは1m以上もある神経です。第4、5腰神経と第1~3仙骨神経からなり、梨状筋の下を通って大腿後面を下行し、膝の裏で総腓骨神経と脛骨神経に別れて走行し、足の甲と足の裏に続いています。
坐骨神経 とはどんな神経?
歩いたり、転ばないようにバランスをとったりするためには、脳(中枢)からの指令が脊髄を通り、下肢の動きに関してはこの坐骨神経(末梢神経)に無意識に指令が出ています。また、下肢の皮膚感覚にも大切な働きをしています。
坐骨神経 はどこから出てくる?
坐骨神経は、腰の骨の3・4・5番目、仙骨の椎体間と、骨盤を形成する仙骨の前面から出てくる神経が束になり1本の神経になったものが 坐骨神経です。
坐骨神経 はどこを通るの?
梨状筋の下(ちょうどズボンのお尻側のポケットのあたり)を通り
太ももの後ろを下り、膝の裏でふくらはぎと、すねの2方向へ別れます。
坐骨神経痛は大変つらい症状です。
『歩いたり座ったり』 ということが制限されることが多く、日常生活に大きな支障を来たします。
坐骨神経痛の原因は骨盤が前方に変位し梨状筋が伸張されて起こると考えます。骨盤が機能障害を起こして『固着』した状態では、梨状筋にストレスが加わり、梨状筋症候群の原因となることがあります。
上部頸椎カイロプラクティックでは、症状を引き起こしている部位へのストレスを作る原因を上部頸椎に求め、その干渉をアジャストメントにより正し、ボディアライメントが中立を保つことで、仙骨や腰椎などの機能を戻し、梨状筋の機能を正常化します。
これによって、症状を起こしている部位への構造的ストレスは解放され、症状の解消が期待出来ます。