Dis-easeの原因を追求

Dis-easeの原因を追求するということ

医学はDisease(病気)の原因を追求する。
カイロプラクティックはDis-ease(身体機能が容易でない状態)の原因を追求する。

以前、3人の研修医が病名を診断するテレビ番組がありました。
このように医療では、症状を元に診断を行い、投薬や手術など外側から介入して治癒へ導くことが基本です。
病名は1万以上あるとも言われ、その原因追究は非常に複雑です。

現在のカイロプラクティックは様々な流派に分かれていますが、
医療的な視点を持つ「ミックスカイロプラクティック」と、
創始者B.J.パーマーの理念を継承する「ストレートカイロプラクティック」があります。

ストレートカイロプラクティックでは、
身体の不調はDis-ease(身体機能が容易でない状態)から始まると考えます。

このDis-easeは病気(Disease)ではありません。
病気を引き起こす前段階の原因が存在する状態です。

そして、その原因がサブラクセイション(椎骨の微小なズレによる神経干渉)であると特定しています。

上部頸椎カイロプラクティックでは、
メジャーとマイナー理論のもと、
上部頸椎に発生する「たったひとつのサブラクセイション」の存在を
スペシフィックに(明確に)見つけることを目的としています。

病気のように多数ある症状を追うのではなく、
たったひとつの原因にアプローチする
これがストレートカイロプラクティックの本質です。

Dis-easeを作り出すサブラクセイションの有無をチェックし、
それがなければ、身体は内側から本来の力(内在する叡智)で回復へ向かいます。
外側から介入しない、自然でシンプルな療法です。

私は医療は医師にお任せし、
カイロプラクティックではサブラクセイションのケアを
ぜひ私たちにお任せいただきたいと願っております。

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