12月30日(火)〜1月4日(日)を年末年始休業として休ませていただきます。
5日より通常営業いたします。
休み中でもメールでのご予約は受け付けております。
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カイロプラクティック哲学の第二原理である
「The Chiropractic Meaning of Life(生命の意味)」は、
生命の本質を次のように定義しています。
生命とは、インネイトインテリジェンス(先天的叡智)が
物質を通じて表現された状態である。
この考え方は、生命を単なる物質の集合として捉えるのではなく、
内在する知性によって秩序立てられた存在として理解するものです。
つまり私たちが「生きている」という状態は、
身体という物質に対して、インネイトインテリジェンスが正しく働いている結果
であると考えられます。
この知性が十分に表現されているとき、
人は本来備わっている自然治癒力を発揮し、健康を維持することができます。
一方で、インネイトインテリジェンスの表現が妨げられている状態を、
カイロプラクティックでは
「Dis-ease(不調状態)」と呼びます。
カイロプラクティックの目的は、
サブラクセイション(神経の干渉)を取り除き、
インネイトインテリジェンスが身体を完全にコントロールできる状態へ導くこと
です。
このように生命の本質を捉えることで、
人は本来、内側から癒える力を持っている
という確信が生まれるのです。
感染症予防のため、受付にて非接触型皮膚赤外線体温計での体温測定と手指消毒、マスクの着用をお願いしております。可能な限り、マスクをご自身でご用意のうえ来店して下さい。
発熱( 37.5℃以上 )が認められた場合、当日の施術を改めていただきます。
当分、店舗内の人数制限をするため予約時間の枠をあけていますので、ご希望時間での予約が難しくなっています。
感染症予防の趣旨をご理解の上、ご協力をお願い致します。
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1927年にRALPH W.STEPHENSON,D.C.によって書かれた、CHIROPRACTIC TEXT BOOKには、カイロプラクティックを哲学的考察するため、「33 Principles of Chiropractic」33の基本原則が記述されています。
D.D.パーマーから続く、医療ではない、カイロプラクティック哲学の考え方の基本として、現代でも大切にされている言葉です。
カイロプラクティックはアメリカで生まれ研究発展してきました。当然、原書は英文になり、生活、文化的背景が異なるため、日本語化が難しく、どうしても硬い表現になってしまいますが、読んでみてください。

No.1. The Major Premise.
大前提
A Universal Intelligence is in all matter and continually gives to it all its properties and actions, thus maintaining it in existence.
ユニバーサルインテリジェンス(宇宙の叡智)は全てのものに含まれ、全てのもの、全ての行為に反映され続けることにより、その存在が認識される。
No.2. The Chiropractic Meaning of Life.
カイロプラクティックにおける生命の真意
The expression of this intelligence through matter is the Chiropractic meaning of life.
ユニバーサルインテリジェンス(宇宙の叡智)の物質を通じての表現が、カイロプラクティックにおける生命の真意である。
No.3. The Union of Intelligence and Matter.
インテリジェンス(叡智)とマター(物質)の結合
Life is necessarily the union of intelligence and matter.
生命とは、インテリジェンス(叡智)とマター(物質)の必然的結合である。
No.4. The Triune of Life.
生命の三位一体
Life is a triunity having three necessary united factors, namely, Intelligence, Force and Matter.
生命は欠く事の出来ない三要素が結び付いた三位一体のもの。即ちインテリジェンス(叡智)、フォース(力)、そしてマター(物質)である。
No.5. The Perfection of the Triune.
三位一体の極致
In order to have 100% Life, there must be 100% Intelligence, 100% Force, 100% Matter.
100%のライフをおくるため、100%のインテリジェンス(叡智)、100%のフォース(力)、100%のマター(物質)がなくてはならない。
No.6. The Principle of Time.
時間の原理
There is no process that does not require time.
時間を必要としないプロセスは無い。
No.7. The Amount of Intelligence in Matter.
マター(物質)の中におけるインテリジェンス(叡智)の量
The amount of intelligence for any given amount of matter is 100%, and is always proportional to its requirements.
どんな大きさのマター(物質)も、インテリジェンス(叡智)は100%である。いつもマター(物質)がなくてはならない。
No.8. The Function of Intelligence.
インテリジェンス(叡智)の働き
The function of intelligence is to create force.
フォース(力)を創り出すことである。
No.9. The Amount of Force Created by Intelligence.
インテリジェンス(叡智)により創造されるフォース(力)の量
The amount of force created by intelligence is always 100%.
インテリジェンス(叡智)により創造されるフォース(力)の量は、いつも100%である
No.10. The Function of Force.
フォース(力)の働き
The function of force is to unite intelligence and matter.
インテリジェンス(叡智)とマター(物質)とを結合することである。
No.11. The Character of Universal Forces.
ユニバーサルフォース(宇宙の力)の性質
The forces of Universal Intelligence are manifested by physical laws; are unswerving and unadapted, and have no solicitude for the structures in which they work.
物理法則によって表現される。その力は物質の構成内で働く為に、確固として目的を失わず、且つ憂い無きものである。
No.12. Interference with Transmission of Universal Forces.
ユニバーサルフォース(宇宙の力)の伝達への干渉
There can be interference with transmission of universal forces.
ユニバーサルフォース(宇宙の力)の伝達への干渉は、起こり得る。
No.13. The Function of Matter.
マター(物質)の機能
The function of matter is to express force.
フォース(力)を表現することである。
No. 14. Universal Life.
ユニバーサルライフ(宇宙の生命)
Force is manifested by motion in matter; all matter has motion, therefore there is universal life in all matter.
フォース(力)はマター(物質)の動きによって表現される。全てのマター(物質)は動きをもっている。それゆえ、全てのマター(物質)の中にユニバーサルライフ(宇宙の生命)がある。
No.15. No Motion without the Effort of Force.
フォース(力)の働き無くして動き無し
Matter can have no motion without the application of force by intelligence.
インテリジェンス(叡智)によるフォース(力)の供給がなければ、マター(物質)は動けない。
No.16. Intelligence in both Organic and Inorganic Matter.
無機物、有機物の両方にインテリジェンス(叡智)はある
Universal Intelligence gives force to both organic and inorganic matter.
ユニバーサルインテリジェンス(宇宙の叡智)は無機物、有機物の両方にフォース(力)を与える。
No.17. Cause and Effect.
原因と結果
Every effect has a cause and every cause has effects.
あらゆる結果に原因が存在し、あらゆる原因に結果が存在する。
No.18. Evidence of Life.
生命の証
The signs of life are evidence of the intelligence of life.
生命の表現は、生命に宿るインテリジェンス(叡智)の証である 。
No.19. Organic Matter.
有機物
The material of the body of a “living thing” is organized matter.
生命としての身体のマテリアルは、組織化されたマター(物質)である。
No.20. Innate Intelligence.
インネイトインテリジェンス(先天的叡智)
A “living thing” has an inborn intelligence within its body, called Innate Intelligence.
生き物は、その体の中に生まれながらのインテリジェンス(叡智)、インネイトインテリジェンス(先天的叡智)と呼ばれるものを持っている。
No.21. The Mission of Innate Intelligence.
インネイトインテリジェンス(先天的叡智)のミッション
The mission of Innate Intelligence is to maintain the material of the body of a “living thing” in active organization.
インネイトインテリジェンスのミッション(使命)は生き物の体を、活動的に保ち続けることである。
No.22. The Amount of Innate Intelligence.
インネイトインテリジェンス(先天的叡智)の量
There is 100% of Innate Intelligence in every “living thing,” the requisite amount, proportional to its organization.
インネイトインテリジェンス(先天的叡智)の量は、全ての生物の機能に比例して要求される量の100%が存在する。
No.23. The Function of Innate Intelligence.
インネイトインテリジェンス(先天的叡智)の働き
The function of Innate Intelligence is to adapt universal forces and matter for use in the body, so that all parts of the body will have co-ordinated action for mutual benefit.
インネイトインテリジェンス(先天的叡智)の働きは、ユニバーサルフォース(宇宙の力)と体で使用されるマター(物質)を適合することである。それゆえに、体の全ての部分は共通の利益のため同調する働きをもつのである。
No.24. The Limits of Adaptation.
適応の限界
Innate Intelligence adapts forces and matter for the body as long as it can do so without breaking a universal law, or Innate Intelligence is limited by the limitations of matter.
インネイトインテリジェンス(先天的叡智)は宇宙の法則(普遍的法則)を破らず、身体の為に出来る限り長くフォース(力)とマター(物質)に適応するが、マター(物質)の限界によりインネイトインテリジェンス(先天的叡智)は、制限される。
No.25. The Character of Innate Forces.
インネイトフォース(先天的治癒力) の性質
The forces of Innate Intelligence never injure or destroy the structures in which they work.
インネイトインテリジェンスの力(先天的治癒力)は、作用する組織を傷付けたり、或いは破壊したりする事など決して無い。
No.26. Comparison of Universal and Innate Forces.
ユニバーサルフォース(普遍的な力)とインネイトフォース(先天的治癒力) との比較
In order to carry on the universal cycle of life, Universal forces are destructive, and Innate forces constructive, as regards structural matter.
生命のユニバーサルサイクル(普遍的循環)を維持するため、構造的物質に関してユニバーサルフォース(普遍的な力)は破壊的であり、インネイトフォース(先天的治癒力) は建設的である。
No.27. The Normality of Innate Intelligence.
インネイトインテリジェンス(先天的叡智)の正常性
Innate Intelligence is always normal and its function is always normal.
インネイトインテリジェンス(先天的叡智)は常に正常であり、その働きもまた常に正常である。
No.28. The Conductors of Innate Forces.
インネイトフォース(先天的治癒力) の導体
The forces of Innate Intelligence operate through or over the nervous system in animal bodies.
インネイトインテリジェンス(先天的叡智)のフォース(力)は、動物において身体の神経系統( 神経組織) を通して作用する。
No.29. Interference with Transmission of Innate Forces.
インネイトフォース(先天的治癒力) の伝達の妨害
There can be interference with the transmission of Innate forces.
インネイトフォース(先天的治癒力) の伝達において妨害されうる。
No.30. The Causes of Dis-ease.
Dis-ease(不調和)の原因
Interference with the transmission of Innate forces causes incoordination of dis-ease.
インネイトフォース(先天的治癒力) の伝達妨害が、調和が欠如し、協調不全となる原因である。
No.31. Subluxations.
サブラクセイション
Interference with transmission in the body is always directly or indirectly due to subluxations in the spinal column.
体における伝達の妨害は直接的、間接的に脊柱のサブラクセイションによって起こる。
No.32. The Principle of Coordination.
コーディネーション(調和)の原理
Coordination is the principle of harmonious action of all the parts of an organism, in fulfilling their offices and purposes.
コーディネーションは、器官の全ての役割や目的を達成するために、調和のとれた働き原理である。
No.33. The Law of Demand and Supply.
需要と供給の法則
The Law of Demand and Supply is existent in the body in its ideal state; wherein the “clearing house,” is the brain, Innate the virtuous “banker,” brain cells “clerks,” and nerve cells “messengers.”
需要と供給の法則は理想的な形で体の中に存在している。家をきれいにするのは脳である。インネイトは有徳な銀行家であり、脳細胞は事務員で、神経細胞はメッセンジャーである。
RALPH W. STEPHENSON, D.C., PH.C. : CHIROPRACTIC TEXTBOOK. The Palmer School of Chiropractic 1948 Edition, xxxii-xxxviii p.
カイロプラクティックにおいて、Dis-ease(身体が「容易でない」状態)を引き起こす根本原因は、サブラクセイションと呼ばれています。
あまり聞きなれないこの言葉ですが、日本語訳が適切でないため、そのままカタカナで表記されています。
Dis-ease(ディス・イーズ)と同様に、カイロプラクティックの専門用語として理解される必要があります。
残念ながら現代社会では、アメリカを含めて本来のカイロプラクティックのアイデンティティが弱まっているのが現状です。
日本国内では「整体」「整骨院」「手技療法」などと混同され、カイロプラクティックの名のもとに多様な療法が行われています。
本来、カイロプラクティックは肩こり・腰痛の対処法ではありません。
創始者D.D.パーマーは、病気(Disease)を治すためにカイロプラクティックを始め、
その息子であるB.J.パーマーは「なぜ病気が治るのか?」をリサーチクリニックで科学的に検証しました。
その結果、Dis-ease状態が身体の不調を引き起こし、その原因こそがサブラクセイションであるという理論にたどり着いたのです。
B.J.パーマーは「メジャーとマイナー論」を提唱し、背骨の中でたった1つだけサブラクセイションが起こるとしました。
このサブラクセイションは、体操や休息といった自己ケアでは解消されず、検査をすれば常に再現されるという特徴を持ちます。
さらにH.I.O.(Hole In One)学説では、上部頸椎(アトラス・アクシス)のみがサブラクセイションを起こす場所であるとされました。
この部位は脊柱で唯一椎間板が存在しない構造であり、
B.J.パーマーは「3方向にズレるサブラクセイションは上部頸椎にしか起こり得ない」と断言しています。
カイロプラクティック本来の目的は、この唯一のサブラクセイションを特定し、調整(アジャストメント)することにあります。
それによって、内在する叡智=生命力が正しく発揮され、本来の健康を取り戻すプロセスが始まります。
女性 76歳 脊柱側彎症 脊柱管狭窄による左下肢への強い痛み 間欠性跛行
初めてのアジャストメント。初回時のみ調整前と調整後の姿勢写真を比べます。違いが大きいほど期間があまりかからない方が多いようです。

グラフは全て、初めてアジャストメントを受けた当日の記録です。

左右外側のグラフは、背骨の左右から出てくる神経を、背中からサーモグラフィーで計測された皮膚温度で、中央のグラフはその左右差を表しています。赤グラフが調整前。緑グラフが調整後。

左のグラフが初めてのアジャストメントから40分後です。頸部、肩甲骨辺り、腰部の橙色の大きい左右の温度差は平常差に変わりました。

青いバーの長いほど体温が高いことを表しています。アジャストメントが達成されたことで代謝が良くなり体温の上昇が確認できます。

姿勢写真は初回時を除き、アジャストメントが必要なのかを判断するスパインチェックの一つとして、前回からの身体変化を確認する為にアジャストメント前に記録したものです。
4週間後。スパインチェックにより、前回のアジャストメントの達成された状態を維持していることを確認。この日は検査のみで終了。

8週間後。スパインチェックによりサブラクセイション(干渉)を確認。3回目のアジャストメントを行う。

12週間後。側面写真は良好。後姿での重心が右側にあり、骨盤位置も右に寄っている。リーディングでは、この日も前回のアジャストメントの達成された状態を維持していることを確認。経過を見るため、検査のみで終了。

歩行困難で症状が強く年明けには手術を予定している状態で、初めてのアジャストメント後、2週間に一度スパインチェックに来店していただき、12週間、7回来店、計3回のアジャストメントを行いました。強い痛みは消失、手術は回避するそうで、以後スパインチェックに通っていただいてます。
椎間板で連結された背骨と、約5キロある頭部をつなぐ頸椎1番は、可動域が最大で唯一椎間板が存在しない背骨です。80年以上前にこの椎骨が正しく機能しないことでカラダシステムに干渉が起こり健康が損なわれると、そして、この頸椎1番領域だけでそこから下の椎骨への構造的ストレスを正せると、創始者の息子B.J.パーマーはHole In One学説を発表します。それから現代まで受け継がれ、ここでスペシフィックカイロプラクティックが実践されています。
1934年に発行された『The Subluxation Specific The Adjustment Specific』において、BJスペシャルと名付けられたニーチェストテーブルを使用し、H.I.O.学説に基づいて頸椎1番(アトラス)に対する横突起接触法によるアジャストメントが行われていました。
当時のリサーチクリニックの内部写真には、手前にニーチェストスタイル、その奥にサイドポスチャースタイルのテーブルが並んで設置されている様子が確認できます。
1939年発行の『THE EVOLUTION OF CHIROPRACTIC ITS DISCOVERY AND DEVELOPMENT』では、B.J.パーマーや教授陣が横突起接触法から後弓接触法(椎体後部)への技術変更を教育していた記録が残されています。
この接触位置の変遷は、アジャストメントスタイルそのものに大きな影響を与える転機となりました。
BJスペシャル(ニーチェストテーブル)はこの変更に合わせて進化し、横突起接触から後弓接触へとその仕様も調整されていきます。
横突起接触法は、横向きで施術を行うサイドポスチャーテーブルに適しており、接触法とテーブルスタイルの相性によって施術スタイルも自然と分化していきました。
リサーチクリニックでは、創始者B.J.パーマーはサイドポスチャースタイルを好み、
その後、セカンドチーフとして研究を任されたL.W.シャーマンはニーチェストスタイルを愛用していたと伝えられています。

1934年発行のThe Subluxation Specific The Adjustment Specific ではBJスペシャルと名付けられたニーチェストテーブルにて、H.I.O.学説に基づき頸椎1番を横突起接触法でアジャストメントは行われていました。
リサーチクリニック内の写真にはニーチェストスタイル(手前)とサイドポスチャー(前から2番目)のテーブルが並んで写っています。

1939年発行のTHE EVOLUTION OF CHIROPRACTIC ITS DISCOVERY AND DEVELOPMENTという本には頸椎1番の横突起接触法から椎体の後ろ、後弓接触法(アジャストメントの接触位置)をB.J.パーマー、教授陣が教えていたと残されています。この年代に起こった接触位置の変更がアジャストメントスタイルに大きく影響されていきます。
BJスペシャル(ニーチェストテーブル)は横突起接触法から後弓接触法に変更されました。

横突起接触法はサイドポスチャーテーブル(横向き)に合っていてアジャストメントスタイルによって接触法が分かれていきました。

リサーチクリニックでは、B.J.パーマーはサイドポスチャーを好み、後にセカンドチーフを任されB.J.パーマーに代わり多数のリサーチを行ったL.W.シャーマンはニーチェストテーブルを好んで使っていたそうです。
参考資料 :
The Subluxation Specific The Adjustment Specific [1934]
THE EVOLUTION OF CHIROPRACTIC ITS DISCOVERY AND DEVELOPMENT [1939]
Chiropractic History Volume 16, No. 2 [1996]
医学はDisease(病気)の原因を追求する。
カイロプラクティックはDis-ease(身体機能が容易でない状態)の原因を追求する。
以前、3人の研修医が病名を診断するテレビ番組がありました。
このように医療では、症状を元に診断を行い、投薬や手術など外側から介入して治癒へ導くことが基本です。
病名は1万以上あるとも言われ、その原因追究は非常に複雑です。
現在のカイロプラクティックは様々な流派に分かれていますが、
医療的な視点を持つ「ミックスカイロプラクティック」と、
創始者B.J.パーマーの理念を継承する「ストレートカイロプラクティック」があります。
ストレートカイロプラクティックでは、
身体の不調はDis-ease(身体機能が容易でない状態)から始まると考えます。
このDis-easeは病気(Disease)ではありません。
病気を引き起こす前段階の原因が存在する状態です。
そして、その原因がサブラクセイション(椎骨の微小なズレによる神経干渉)であると特定しています。
上部頸椎カイロプラクティックでは、
メジャーとマイナー理論のもと、
上部頸椎に発生する「たったひとつのサブラクセイション」の存在を
スペシフィックに(明確に)見つけることを目的としています。
病気のように多数ある症状を追うのではなく、
たったひとつの原因にアプローチする。
これがストレートカイロプラクティックの本質です。
Dis-easeを作り出すサブラクセイションの有無をチェックし、
それがなければ、身体は内側から本来の力(内在する叡智)で回復へ向かいます。
外側から介入しない、自然でシンプルな療法です。
私は医療は医師にお任せし、
カイロプラクティックではサブラクセイションのケアを
ぜひ私たちにお任せいただきたいと願っております。