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唯一の目的、サブラクセイション

唯一の目的、サブラクセイション

カイロプラクティックにおいて、Dis-ease(身体が「容易でない」状態)を引き起こす根本原因は、サブラクセイションと呼ばれています。

あまり聞きなれないこの言葉ですが、日本語訳が適切でないため、そのままカタカナで表記されています。
Dis-ease(ディス・イーズ)と同様に、カイロプラクティックの専門用語として理解される必要があります。

残念ながら現代社会では、アメリカを含めて本来のカイロプラクティックのアイデンティティが弱まっているのが現状です。
日本国内では「整体」「整骨院」「手技療法」などと混同され、カイロプラクティックの名のもとに多様な療法が行われています。

本来、カイロプラクティックは肩こり・腰痛の対処法ではありません。
創始者D.D.パーマーは、病気(Disease)を治すためにカイロプラクティックを始め、
その息子であるB.J.パーマーは「なぜ病気が治るのか?」をリサーチクリニックで科学的に検証しました。

その結果、Dis-ease状態が身体の不調を引き起こし、その原因こそがサブラクセイションであるという理論にたどり着いたのです。

B.J.パーマーは「メジャーとマイナー論」を提唱し、背骨の中でたった1つだけサブラクセイションが起こるとしました。
このサブラクセイションは、体操や休息といった自己ケアでは解消されず、検査をすれば常に再現されるという特徴を持ちます。

さらにH.I.O.(Hole In One)学説では、上部頸椎(アトラス・アクシス)のみがサブラクセイションを起こす場所であるとされました。

この部位は脊柱で唯一椎間板が存在しない構造であり、
B.J.パーマーは「3方向にズレるサブラクセイションは上部頸椎にしか起こり得ない」と断言しています。

カイロプラクティック本来の目的は、この唯一のサブラクセイションを特定し、調整(アジャストメント)することにあります。
それによって、内在する叡智=生命力が正しく発揮され、本来の健康を取り戻すプロセスが始まります。

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歳だからと諦めない

腰は曲がり、杖を使わないと歩くのも困難、歳だからしょうがない、と諦めていませんか。

女性 76歳 脊柱側彎症 脊柱管狭窄による左下肢への強い痛み 間欠性跛行

初めてのアジャストメント。初回時のみ調整前と調整後の姿勢写真を比べます。違いが大きいほど期間があまりかからない方が多いようです。
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グラフは全て、初めてアジャストメントを受けた当日の記録です。
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左右外側のグラフは、背骨の左右から出てくる神経を、背中からサーモグラフィーで計測された皮膚温度で、中央のグラフはその左右差を表しています。赤グラフが調整前。緑グラフが調整後。
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左のグラフが初めてのアジャストメントから40分後です。頸部、肩甲骨辺り、腰部の橙色の大きい左右の温度差は平常差に変わりました。
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青いバーの長いほど体温が高いことを表しています。アジャストメントが達成されたことで代謝が良くなり体温の上昇が確認できます。
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姿勢写真は初回時を除き、アジャストメントが必要なのかを判断するスパインチェックの一つとして、前回からの身体変化を確認する為にアジャストメント前に記録したものです。

4週間後。スパインチェックにより、前回のアジャストメントの達成された状態を維持していることを確認。この日は検査のみで終了。
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8週間後。スパインチェックによりサブラクセイション(干渉)を確認。3回目のアジャストメントを行う。
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12週間後。側面写真は良好。後姿での重心が右側にあり、骨盤位置も右に寄っている。リーディングでは、この日も前回のアジャストメントの達成された状態を維持していることを確認。経過を見るため、検査のみで終了。
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歩行困難で症状が強く年明けには手術を予定している状態で、初めてのアジャストメント後、2週間に一度スパインチェックに来店していただき、12週間、7回来店、計3回のアジャストメントを行いました。強い痛みは消失、手術は回避するそうで、以後スパインチェックに通っていただいてます。

干渉からの解放 首1箇所のアジャストメント

椎間板で連結された背骨と、約5キロある頭部をつなぐ頸椎1番は、可動域が最大で唯一椎間板が存在しない背骨です。80年以上前にこの椎骨が正しく機能しないことでカラダシステムに干渉が起こり健康が損なわれると、そして、この頸椎1番領域だけでそこから下の椎骨への構造的ストレスを正せると、創始者の息子B.J.パーマーはHole In One学説を発表します。それから現代まで受け継がれ、ここでスペシフィックカイロプラクティックが実践されています。

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カイロプラクティックコンタクト

カイロプラクティック・コンタクトの歴史と進化

BJスペシャル

1934年に発行された『The Subluxation Specific The Adjustment Specific』において、BJスペシャルと名付けられたニーチェストテーブルを使用し、H.I.O.学説に基づいて頸椎1番(アトラス)に対する横突起接触法によるアジャストメントが行われていました。

当時のリサーチクリニックの内部写真には、手前にニーチェストスタイルその奥にサイドポスチャースタイルのテーブルが並んで設置されている様子が確認できます。

リサーチクリニック

1939年発行の『THE EVOLUTION OF CHIROPRACTIC ITS DISCOVERY AND DEVELOPMENT』では、B.J.パーマーや教授陣が横突起接触法から後弓接触法(椎体後部)への技術変更を教育していた記録が残されています。

この接触位置の変遷は、アジャストメントスタイルそのものに大きな影響を与える転機となりました。

BJスペシャル(ニーチェストテーブル)はこの変更に合わせて進化し、横突起接触から後弓接触へとその仕様も調整されていきます。

ニーチェスト

横突起接触法は、横向きで施術を行うサイドポスチャーテーブルに適しており、接触法とテーブルスタイルの相性によって施術スタイルも自然と分化していきました。

BJサイドポスチャー

リサーチクリニックでは、創始者B.J.パーマーはサイドポスチャースタイルを好み、
その後、セカンドチーフとして研究を任されたL.W.シャーマンニーチェストスタイルを愛用していたと伝えられています。

参考資料

  • The Subluxation Specific The Adjustment Specific [1934]
  • THE EVOLUTION OF CHIROPRACTIC ITS DISCOVERY AND DEVELOPMENT [1939]
  • Chiropractic History Volume 16, No. 2 [1996]

BJスペシャル
1934年発行のThe Subluxation Specific The Adjustment Specific ではBJスペシャルと名付けられたニーチェストテーブルにて、H.I.O.学説に基づき頸椎1番を横突起接触法でアジャストメントは行われていました。

リサーチクリニック内の写真にはニーチェストスタイル(手前)とサイドポスチャー(前から2番目)のテーブルが並んで写っています。

リサーチクリニック

1939年発行のTHE EVOLUTION OF CHIROPRACTIC ITS DISCOVERY AND DEVELOPMENTという本には頸椎1番の横突起接触法から椎体の後ろ、後弓接触法(アジャストメントの接触位置)をB.J.パーマー、教授陣が教えていたと残されています。この年代に起こった接触位置の変更がアジャストメントスタイルに大きく影響されていきます。

BJスペシャル(ニーチェストテーブル)は横突起接触法から後弓接触法に変更されました。

ニーチェスト

横突起接触法はサイドポスチャーテーブル(横向き)に合っていてアジャストメントスタイルによって接触法が分かれていきました。

BJサイドポスチャー

リサーチクリニックでは、B.J.パーマーはサイドポスチャーを好み、後にセカンドチーフを任されB.J.パーマーに代わり多数のリサーチを行ったL.W.シャーマンはニーチェストテーブルを好んで使っていたそうです。

参考資料 :
The Subluxation Specific The Adjustment Specific [1934]
THE EVOLUTION OF CHIROPRACTIC ITS DISCOVERY AND DEVELOPMENT [1939]
Chiropractic History Volume 16, No. 2 [1996]

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Dis-easeの原因を追求

Dis-easeの原因を追求するということ

医学はDisease(病気)の原因を追求する。
カイロプラクティックはDis-ease(身体機能が容易でない状態)の原因を追求する。

以前、3人の研修医が病名を診断するテレビ番組がありました。
このように医療では、症状を元に診断を行い、投薬や手術など外側から介入して治癒へ導くことが基本です。
病名は1万以上あるとも言われ、その原因追究は非常に複雑です。

現在のカイロプラクティックは様々な流派に分かれていますが、
医療的な視点を持つ「ミックスカイロプラクティック」と、
創始者B.J.パーマーの理念を継承する「ストレートカイロプラクティック」があります。

ストレートカイロプラクティックでは、
身体の不調はDis-ease(身体機能が容易でない状態)から始まると考えます。

このDis-easeは病気(Disease)ではありません。
病気を引き起こす前段階の原因が存在する状態です。

そして、その原因がサブラクセイション(椎骨の微小なズレによる神経干渉)であると特定しています。

上部頸椎カイロプラクティックでは、
メジャーとマイナー理論のもと、
上部頸椎に発生する「たったひとつのサブラクセイション」の存在を
スペシフィックに(明確に)見つけることを目的としています。

病気のように多数ある症状を追うのではなく、
たったひとつの原因にアプローチする
これがストレートカイロプラクティックの本質です。

Dis-easeを作り出すサブラクセイションの有無をチェックし、
それがなければ、身体は内側から本来の力(内在する叡智)で回復へ向かいます。
外側から介入しない、自然でシンプルな療法です。

私は医療は医師にお任せし、
カイロプラクティックではサブラクセイションのケアを
ぜひ私たちにお任せいただきたいと願っております。

以下の記事もあわせてどうぞ:
メジャーとマイナー
H.I.O.学説

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Dis-ease 気づけるように

Dis-easeに気づけるように

なぜ、上部頸椎へのカイロプラクティックで、不調や悩みが改善されるのか?
その答えは、「生命力への気づき」にあります。

本来、身体は正しく機能していると信じがちですが、神経信号がサブラクセイションにより妨害されると、まるで電波障害のようにチカラが正しく届きません

この状態では、たとえ以前と同じ活動をしていても、低下したチカラを補うために無駄なエネルギーを消費し、疲れやすさや慢性的な疲労を感じやすくなります。

オフィスでは、Dis-ease(容易でない状態)を客観的なテストを通して把握・記録し、変化として提示します。
その結果をもとに、ご自身の身体機能の変化に気づいていただくことが、健康回復への第一歩です。

カイロプラクターの役割は、Dis-ease状態を見つけ出し、サブラクセイションがあるかどうかを確認すること
その原因が明確になった場合のみ、アジャストメント(調整)を行います。

初回来店時には、スパインチェックにてDis-easeの状態を視覚的に提示し、ご説明いたします。
自分の内なるチカラに気づき、健康へのプロセスをご一緒に歩んでいきましょう。

以下の記事もあわせてどうぞ:
神経を介して活動する
N.C.M.ニューロカロメーター

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Dis-ease 見つけるのが仕事

Dis-easeを見つけるのがカイロプラクティックの仕事

グラフパターン

医学が見つけるのは、Disease(病気)=結果の原因。
カイロプラクティックが見つけるのは、Dis-ease(ディス・イーズ)=身体が「容易でない状態」の原因です。

どんな現象にも、「結果」には「原因」があります

医学では、症状や病気といった結果をD​iseaseとして扱い、その直接原因を追究します。
一方、カイロプラクティックでは、神経系の乱れ(Dis-ease)が先に起こり、それにより身体が本来の力を発揮できずに様々な症状が現れると考えます。

つまり、症状はDis-easeの「表現」にすぎず、サブラクセイションによる神経干渉を探し、取り除くことが私たちカイロプラクターの仕事です。

上の画像は、初回来店時(赤グラフ)と1年後(黄グラフ)のパターン比較です。センターグラフに近い同一性が見られ、Dis-ease状態が再発しているサインがグラフに現れています。

Dis-easeの検出には、正確な検査と観察が必要です。それが、自然治癒力を最大限に発揮させるためのスタートラインです。

以下の記事もぜひご覧ください:
N.C.M.ニューロカロメーター
神経圧迫はどこ?客観的に見つける

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Dis-ease 伝達スピードの低下

Dis-ease(ディス・イーズ)とは?神経伝達スピードの低下がもたらす身体の不調

ナーブサイクル

人間が生命活動を最善に行うためには、正確な情報のやり取りが欠かせません。体内外のすべての情報は、神経系を介して伝達され、それに応じて私たちの体は適応しようと働きます。

この情報伝達の仕組みを支えているのが、インネイト・インテリジェンス(内在する叡智)です。インネイトインテリジェンスは、意志や命令としての情報=メンタルインパルスを身体の各組織に伝えますが、それを実現するには「フォース=働きかけるチカラ」が必要です。これがインネイトフォースと呼ばれます。

インネイトフォースは常に生成されており、なくなることはありません。しかし、問題はその力が正確に・速やかに届かないということにあります。

例えば、「手を動かす」という意志があっても、その命令が手に届く前に減衰してしまう——10の力が8や9にしかならず、本来の動作が発揮されない。このような状態が、Dis-ease(ディス・イーズ)です。

つまり、インネイトフォースのは十分でも、単位時間あたりに届く量=伝達スピードが低下している。意志はあるのに、表現が乏しい。その結果として、身体の適応力が鈍くなり、活動や回復が遅れてしまうのです。

このように、Dis-easeとは神経伝達の速度が低下し、生命の情報がうまく伝わらない状態。そしてそれを引き起こす要因が、サブラクセイションなのです。

以下の記事もあわせてどうぞ:
神経を介して活動する

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Dis-ease ディス・イーズ

Dis-ease(ディス・イーズ)とは?カイロプラクティックで考える身体の不調状態

Dis-ease(ディス・イーズ)は、カイロプラクティック独自の概念で、Disease(病気)という言葉をもじって生まれました。これは単に「病気」ではなく、「生命活動のスムーズさが失われている状態」を意味します。

人間は常に活動しています。その活動は、私たちの体に内在する叡智=インネイト・インテリジェンス(Innate Intelligence)が、物質と時間の限界に適応しながら最善の方法で管理しています。

しかし、サブラクセイション(神経干渉)があると、情報伝達にノイズが生じ、活動の質が低下します。この状態がDis-ease。例えるなら、電波は繋がっているけれども、速度が遅く、スムーズに動かない——そんな状態です。

easeは「容易さ」、つまりスムーズな活動を意味する言葉。そこに「反対」の意味を持つ接頭辞Dis-が加わることで、「容易でない=本来の機能が妨げられている状態」と訳されます。

例えば、風邪をひいたときの免疫反応は、体がウイルスに適応している健全な活動です。一方、Dis-easeの状態とは、その適応力が弱まり、対応が遅れている状態と考えられます。

極端に言えば、手を伸ばせば取れるはずのものが届かないような状態。これがDis-easeです。機能しているように見えても、活動が鈍く、時間がかかる。

カイロプラクティックの本質は、このDis-easeを引き起こす原因であるサブラクセイションの解消にあります。つまり、「イージー」な身体状態を「Dis」っている(妨げている)のがサブラクセイションなのです。

本来の健康とは、スムーズに、容易に、生命活動が行える状態。その実現のために、私たちは日々アプローチしています。

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内在する叡智・生命力

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スペシフィックなターゲット

スペシフィックなターゲット:H.I.O.学説に基づく上部頸椎へのアプローチ

カイロプラクティックが追求する中心的なターゲットは、神経伝達に干渉をもたらす「サブラクセイション」です。私たちが実践するH.I.O.(Hole In One)学説では、このサブラクセイションは上部頸椎(アッパーサービカル)領域のみに発生すると定義されています。

上部頸椎に干渉が起こると、背骨全体のバランスを取ることができなくなり、骨盤がサスペンションのように歪んで補正を始めます。この歪みは次第に癖となり、いつも同じ部位にストレスがかかるようになります。

背骨は椎間板によって連結され、各椎骨の間からは末梢神経が体の隅々へと伸びています。サブラクセイションによって引き起こされた脊柱の歪みは、局所的なストレスポイントを作り出し、慢性的な神経圧迫や伝達障害を引き起こします。

人の身体は、神経を通じて生命活動をコントロールしています。
過去の記事 → 背骨の間から神経は出てきます
過去の記事 → 神経を介して活動する

かつての「メリックシステム」では、各背骨のストレスポイントを症状(Disease)の原因と捉え、それをアジャストメントの対象としていました。しかし、B.J.パーマーはそのさらに根本にある原因、すなわち上部頸椎に唯一発生するサブラクセイションに着目しました。

彼は、神経の不調和状態=Dis-ease(ディス・イーズ)をスペシフィックに解消することが、症状の改善につながると説いています。これこそが、H.I.O.学説に基づく上部頸椎カイロプラクティックの根幹です。

自己治癒力(インネイト・インテリジェンス)を最大限に発揮させるために、私たちはその干渉を一つひとつ丁寧に取り除いていきます。

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骨盤は歪みを逃がすサスペンション

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